『いい家』物語
住宅に携わって40年を超えました。
ずいぶん新築住宅の工事もさせていただきましたが、
リフォーム工事もたくさん施工させていただきました。
リフォームの対称は当然、中古住宅です。
ほとんどの家が壁を破ると写真のようになっています。

このような状態になると土台や・柱はボロボロ。
強度は大幅に下がっています。
あの阪神大震災で倒壊した木造住宅の大半が
写真のような状態でした。
『日本の家が25年しか持たない』と聞きます。
でも、世界最古の木造住宅がわが国にあります。
ご存知、奈良の『法隆寺』 です。

このような神社仏閣はすべて土台や・などの主要構造が
外気に触れている構造です。
だから写真のように腐ることが少ないらしいのです。
そうです。
私たち建築屋にとって一番やっかいなのが湿気です。
最近の建物は密閉率が向上しています。
密閉された壁の中は悲惨です。
下の写真をご覧ください。
ある新築現場のスナップです。
壁の中に入れる断熱材(グラスウール)の袋が
破れた状態です。

生活していると室内に湿気が発生します。
キッチンや浴室など。
人体からも発生します。
まったく湿気の無い状態は考えられません。
砂漠の地中でさえ湿気は存在します。
湿気は10万分の4ミリという極細微粒子です。
だから、ベーパーバリアと呼ばれるビニール状の
シートで室内側から湿気を遮断するのは至難の業です。
電気のコンセントや配管のわずかな隙間から湿気が
壁体内に入ってしまうからです。
まして、写真のようにグラスウールのシートで密閉など
不可能に近いと思われます。
湿気は温度の高いところから低いほうへ移動する性質です。
その移動する速度は瞬間ともいえるほど速いです。
風呂上りに浴室のドアを開けた瞬間に脱衣場の鏡が曇った
経験は誰でもお持ちでしょう。
実は人体に感じる温度は湿度で大きく変わります。
高温多湿な日本の夏は不快指数が高いです。
お湯ならやけどする80〜90℃という高温でもサウナでは
やけどしません。
湿度が極端に低いからです。
同じサウナでも蒸気サウナの温度は低く設定してあります。
余談はさておき、この湿気が滞留して露点温度に達し
結露すると問題です。
結露はカビを発生させます。
カビはダニを呼びダニは浮遊して喘息の原因に・・・
また、湿度の高い環境はシロアリが発生しやすくなります。
桧や杉などの無垢材を使用しても冒頭の写真のように
腐敗させたりシロアリの餌食にしては台無しです。
私たち【いい住宅研究会】が考える『いい家』とは
結露しない家です。
今、一般的になりつつある家は室内側にビニ−ル状の
シ−トで壁体内への湿度侵入を遮断して外壁側に
通気層を設ける工法です。
私たちは無垢材を多用しながら湿気と上手に
つきあう家づくりを考えています。
多湿の時は吸湿し低湿の時は放湿する工法です。
まるで湿度に合わせて呼吸する家なのです。
(標題の呼吸する家とは吸放湿する家の意味です)
そのために
【透湿外断熱工法】
【セルロースファイバー】
【透湿内外壁材】を標準に使用します。
新築時のシロアリ駆除はセルロースファイバーからヒントを
得て開発した【ゴキ・アリ・ガード】でゴキブリまで
シャットアウト。
さらに基礎コンクリートから発生する湿気を防ぐ
特許工法【ASMoSU】。
新築はもちろん、私たちが推奨するリフォーム
(リノベーション住宅)にも使用しています。
特に土間がコンクリートではない中古住宅の床下は
土中からの湿気対策に有効な
【ASMoS】がお勧めです。
一度見てみたい方は連絡下さい。
営業は一切いたしません。
安心してお申し付け下さい。
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