And−Z工法の家

And−Z工法】なる家が【木Point】に
展示してあると聞いて見学に行ってきました。

And-Z1 And-Z2

And−Z工法】は東京大学の安藤教授が提案された
工法です。
もともとは、3.5寸(105cm角)の材料を有効利用
目的で開発されたそうです。

通常の木造注文住宅は通し柱に4寸(120cm)角を
使用し、それ以外の管柱は3.5寸角が多いです。
分譲住宅ではコストダウンのため全柱を3.5寸角にして
いる場合も多いようです。

And-Z3 And-Z4

【And−Z工法】は全柱を3.5寸角にしますが、
そのほとんどの柱にさらに3.5寸角を抱き合わせて
使用しています。
目的は梁や胴差などの横架材を受けるためです。
だから3.5寸の柱の両側に3.5寸の柱があって
合計10.5寸(31.5cm)もの柱になっています。
大きく重力を受ける場所では3.5寸の柱の4方向に
同じ3.5寸柱ですからまるで10.5寸(31.5cm)の
大黒柱があるようです。

And-Z5 And-Z6

添柱が梁・胴差を受けるために本来の柱を切り欠く
必要がありません。
柱材を傷めずに出来上がっています。

And-Z7 And−Z8

これだけ柱が多いと材料費がかさむ心配がある
わけですが旱魃材を上手に使ってコストアップを
抑えているとは木材市場【木Point】さんの
話です。

さすがに家の中は木材で包まれていて、私たちの
セルロースファイバー(木の繊維)と合わせると
森林浴の住宅とも言えるでしょう。

柱木材に切り欠きがなくホゾとボルトで固めていた
【And−Z工法】の家は施工した大工が、
その頑丈さに驚いたのもうなずけます。


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