
あったか〇〇〇は、寒い!?
あったか〇〇、なのに寒い!
今回頂いたご相談は、「12~3年前に建てた家なんだけど、寒くて困ってる」というお話でして、よくよくお聞きしましたら、当時よく宣伝していた「あったかナントカ」っていうお家なんですね。
その「 あったかナントカ」っていうお家は全国的に有名な、家を建てる時には知らない人がいないぐらい、プレハブの大手メーカーさんです。
よくテレビでもコマーシャルやってました。
「あったか〇〇」という言い方で、コマーシャルに有名な俳優を起用して、いかにもあったかいです、ということだったんで、私、実はビックリしまして、「あったか何々」さんなのにどうして寒いんだろう?

で、いろいろお聞きしましたら、外壁がタイル貼りのとても瀟洒な家に住んでいらっしゃいます。この大手ハウスメーカーさんは、工場生産で有名なものですから、精度が高い、ちょうど車を作るように実に制度の高い家を作るのが得意にしていらっしゃるハウスメーカーさんです。
しかも、その方のお家には屋根にソーラーパネルがついてて、このソーラーパネルのおかげで電気代はうんと安くなったんだ。だけど今、買取が終わってしまってずいぶん高いものになっていったんです、っていう話だったんですね。
「あそこのメーカーさんは、あったかいっていうのが有名なんじゃないんですか?」ってお聞きしたところ、
「確かにあったかい」
あったかいのは、エアコンの装置が床下についてて、それが全館にぐるぐる回ってるものだから、それを稼働すると全部があったかいというお話だったんですね。

「それが寒い、ってどういうことですか?」とお聞きしたところ、なんと、「光熱費がねぇ、月に8万オーバーしちゃうんだよ。下手すると10万近い光熱費が必要になってくる。光熱費だけですよ。全部の電気代じゃない!」
「それはすごいですね…」
「だから、1日中動かすっていうのは経済的にもたないので止めてるんです。そうすると、寒くて困るんです。」というお話でした。
ああなんと、そういう落とし穴があったのか…そう初めて気がつきました。
エア断のエアコン代
まあ私たち、エア断をやってるモンは、今、この冬については検証中なんですけれども、夏のエアコン代が月に3,180円で済んだ、という実証実験があります。ちゃんと裏付けされてます。
こういうように、我々がやってるエア断の最新版と断熱材を使った大阪のモデルハウスはエアコン代がこんな少なくて済みました。
ちょうど真冬に入ってきましたので、この冬、一体どれぐらいのエアコン代金が
冷暖房費がかかるかというのをまた冬バージョンを検証中なんですけれども、「超断熱材」のおかげで、エアカーテンを使ったこの大阪モデルハウスは、たぶん、期待に背かないような数字が出るんじゃないか、楽しみにしています。
最後までありがとうございました。参考になれば幸いです。