おうちの話

おうちの設計室おうちのはなし107

我が家のデザインしてみませんか?おうちの設計室

・ゲニウス・ロキって?
・マドリのポイント
・住まいるトーナメント

あなたの敷地に合わせてマドリをつくってみませんか?
「おうちのはなし」を編集している一般社団法人住まい文化研究会では、【おうちの設計室】を開設しました。建築家とは違い、住宅トレンドを開発してきたデザイナー達が、敷地に合わせて新しい住宅デザインをプレゼンテーションいたします。

🏠『ゲニウス・ロキ』って?

自分の理想とするマドリを、自分で描けるのであれば、それに越したことはありません。しかし経験を積まないと、なかなかマドリをつくるのは難しいことです。ただ、目の前に実際のマドリを見れば、誰でも自分流の意見をいうことはできます。

これまでの自分が過ごした空間と比較して、新しい暮しがどのようになるのか想像してみれば良いのです。できれば自分の敷地に合わせた具体的なマドリ図を見ながら批評してみれば、より自分にあった家の姿が見えてくることでしょう。

たとえば建築家や住宅デザイナーに依頼すれば、さまざまな提案を出してくれます。もちろん、その建築家やデザイナーも、自分の経験や考え方をベースにして提案しています。昔から、住宅の設計をする者は、50歳までは勉強中の身といわれます。住宅の設計には、さまざまな見識や生活経験が大切なのです。

そして家族ごとにマドリも違い、さらには敷地もまったく一緒のものはありません。建築家は、敷地の条件に合わせて、オリジナルなマドリを考え出そうとします。建築家を志して住宅デザインを習っている人は、一度は『ゲニウス・ロキ』という概念を学びます。

「Genius Loci」と綴り、英語で「genius of location」と書けば察しがつく人もいるでしょう。「genius」は、人なら才能や天分と訳されます。ロケーション、つまり立地であれば、その土地の特質とか、あるいは土地の精神や地霊という意味です。

建築家は、建設予定の地に立ち、土地の精霊からのインスピレーションを受けて、その土地に建つべき家を感じとるのが仕事なのです。そのように考えてみると、世の中の建築家がまとっている衣装は、まるで聖職者のような服を着ている人が多いように思いませんか。もちろん、土地との親和性は、欠かすことができない大切な要素です。

でも、地霊に呼び覚まされた建築家の、芸術品になってはいけません。家は人が心地よく住んでこそ、その目的が果たされます。家族への本質的な思いや、人の営みの特質を知ることの方が優先されるはずです。そして、土地の本質と同じように、家族や生活にも本質があるはずです。

🏠おうちの設計室

建築家や住宅デザイナーに頼むほかにも、住宅メーカーなら営業担当もマドリを提案してくれます。また、地域の建設会社も、もちろんできます。そんな時、ちょっとセカンドオピニオン的に第三者の目を加えて、自分の敷地に合わせたマドリの検討をしてみてはいかがでしょうか。

「おうちのはなし」を編集発行している一般社団法人住まい文化研究会では、あなたの敷地に合わせたマドリを提案する【おうちの設計室】を開設いたしました。あなたの家づくりのポイントをお聞かせいただければ、敷地に合わせたマドリをプレゼンテーションいたします。

🏠住宅開発からの発想

建築家や住宅デザイナーが設計するのとは別に、住宅メーカーはこれまでにも、さまざまな新しい住宅を開発してきました。その開発にあたっては、時代の背景にある家族像を探り、ライフスタイルの変化をマーケティング分析して、新商品としてのマドリの提案をしてきたものです。

しかし近年になって、他社との差別化ばかりが目立つようになりました。そして環境や安全性などの技術を競っています。環境優先(エコファースト)であるということは、暮らしや生活は二の次と考えることもできます。新しい環境技術や安全性などは、単独の企業で決められることではなく、国が基準を定めて普及していることです。

こうした先進の技術を活用すれば、地元の建設企業でも、安全で環境に良い家をつくることはできます。市場をマーケティングして、その時代に合わせた家族像を受け止め、マドリの中に現実化してきたことは住宅メーカーの大きな役割のひとつでした。そして個性的であって、かつ広く使われるような家を、商品住宅として世の中に送り出してきました。

【おうちの設計室】には、住宅メーカーで新しい住宅をデザイン・開発していた時代のメンバーが揃っています。そして経験豊富なプロフェッショナルとして、マドリの提案を行っています。

🏠マドリのポイント

住宅の商品化を手がけると、大きな矛盾に当たります。個性と汎用性です。世界にひとつしかない家であると同時に、誰でもが使いやすい家が求められます。ところが、使いやすさにも個性があり、その個性は個人の中でも変わってゆくものです。

そして、使いやすさはいつ完成するのかもわかりません。しかも使いやすさというのは、人が順応することで隠されてしまうこともあります。もしパーフェクトなマドリができたと思っていても、現実に暮らしているうちに違うと思うことが、きっと出てくるものです。さらには同じマドリでも、人によって暮らし方の満足度はまったく違います。

たとえば、新しいマドリへの要望が多い収納でも、収納する物と量と方法は、家族によって違います。汎用性として「大は小を兼ねる」とすれば、大きな収納を設計すれば対応できますが、予算が限られていれば建物の規模も限られます。これらのことからたとえば、建物の面積に含まれない収納部をできる限り考えておくことは、マドリのポイントになります。

小屋裏を活用した物置等の取り扱いは、定義が明確になり設計に自由に取り入れられるようになりました。しかし、それは納戸のような集中収納の解決策です。使い方として各部屋に分散した収納を求める声もなくなりません。こうした矛盾を整理しないまま、すべての要望を活かそうとすると、マドリは決まらなくなってしまいます。

そこで、単純に要望を並べるのではなく、要望の優先を決めていただけるよう、マドリの要望書を下の「住まいるトーナメント」にまとめてみました。このトーナメントを進めていただければ、より深く、お客様の要望を理解することができます。ぜひ挑戦してみてください。個性と汎用性の矛盾については、マドリの良し悪しを判断するのにも使えます。

そして最終的な結論としては、マドリでは汎用性を優先させることがポイントです。それは、資産価値を守ることにもつながるからです。自分が建てる決断を下せるマドリであることに加えて、他の人にも売れると思えるようなマドリにしておくことです。それが、資産価値を失わないことに通じます。

自分の暮らし方にあっているかだけではなく、他の人が住んでも住みやすければ売れる家になるはずです。そのためには、構造上必要な壁と将来には変更できる壁の配置を知ることも大事です。たとえば収納を家具として表現してあるマドリがわかりやすいかも知れません。

また、平面図をみて壁が複雑に入り組んで見えるマドリよりも、シンプルに見える家の方が良いマドリといえます。同じように、屋根形状もよりシンプルにデザインされていることが大事です。このようなマドリのポイントをデザインのコンセプトとして【おうちの設計室】では、敷地に合わせたマドリをプレゼンテーションいたします。

マドリプレゼンテーションの価格は、1プラン2万円です。マドリをつくるにあたって、家族情報や法規上の条件など建設地情報を必要とします。これらに加えて、本ページにある要望書に添付してお申込みください。建設地情報などは、この「おうちのはなし」をお届けしている建設企業にご相談いただければと思います。