お知らせ・コラム

断熱材のおはなし

現在の新築住宅に断熱材が入っていないことは、
まずありえません。

全ての住宅に断熱材は入っています。

では断熱材って何でしょう?
どんな役割があるのでしょう?

文字にすると「断熱」です。
熱を断ち切るイメージですが、用途は熱の伝わり方を
遅くすることです。

熱の伝わり方には(理科で習ったように)3種類あります。

物体を介して伝わる伝道熱。
物体を介しない輻射熱。空気で伝わる対流熱。

ここで言う熱とは、あつい熱も冷たい熱も、すべて熱です。
絶対零度(-273.15℃)以上は熱として扱います。

伝道熱は鉄やコンクリート、木材などの物体を通じて
伝わる熱です。

それら物体の性質で熱の伝道が早いモノと遅いモノが
あります。
アルミは早く伝わるので夏場の窓のアルミサッシに
触ると飛び上がるほど熱いです。
木材は熱が伝わる速度が遅いので木製窓だったら
熱く感じにくいです。
断熱材のほとんどは、この熱伝道を遅くするのが
目的です。
断熱材というよりも遅熱材と表現したほうが現実に
近いです。

輻射熱は熱源から直接出ている熱エネルギーと
解釈すると分かりやすいです。

たき火や電気ストーブの前で暖かく体感しているのは
輻射熱です。

一方、髪を乾かすドライヤ-は風(空気)を媒体に
しているので対流熱です。

この輻射熱が人体には敏感に影響しています。
冬場に窓ガラスのそばに行くと冷たく感じるのも
輻射熱です。

輻射熱を遮断する目的で10年ほど前から流行して
いるのがアルミ遮熱シートによる工法です。
アルミは輻射熱を反射する材料としては金、銀に続いて
三番目に効果のある材料です。
しかも金や銀と比較して安価で手に入ります。
最も効果がある使用方法としては屋根面に施設して
太陽からの輻射熱を撥ね返す考え方です。

ただ、近年の実験データでは、全く断熱材が無い場合は
可成りの効果が見られますが、断熱材と併用すると
効果は限定的で 『無いより有るほうがマシ』 という程度です。

塗料の遮熱タイプも同様です。
遮熱が効果を発揮するのは真空状態の宇宙といわれています。
魔法瓶に遮熱剤を塗布して効果をあげているのは
ガラスで真空をつくっているからです。

塗料の中にマクロのバルーン(空気球)が数多く混入されて
いて対流熱が起きにくくされていますが、NASAで開発したと
喧伝されている遮熱塗料も空気が動く地球上では効果が
限定的と思われます。

対流熱は空気の循環で伝わりますから壁などで遮蔽すると
対流熱はストップします。

対流熱を利用している例としては【扇風機】や【エアコン】が
あります。


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