ニルバの自慢

ホウ酸で家を丸ごと防虫工事

セルロースファイバーは古紙から作った断熱材です。
原料が紙ですから火災で燃えてしまいます。

この紙を燃えにくくするためにセルロースファイバーには
ホウ酸(ホウ素・ホウ砂)を混入します。
 (セルロースファイバーの防燃効果)

ホウ酸の難燃性を利用して電線の被覆材にも使用されて
います。
電気工事で使用する灰色の線です。
被覆材にホウ酸を入れると難燃性能だけでなく柔らかく
なり工事がしやすくなります。

日本で最も多くホウ酸が使用されているのはガラスです。
ガラスの生産過程でホウ酸を入れるとガラスを加工する
ために必要な温度を低く設定できるそうです。

ホウ酸は自然界に広く存在する自然素材です。
ところが残念ながら、採掘されません。

採掘場では南米のチリやトルコが有名です。
中でもチリで採掘されるリオ・チント社の
ホウ酸は品質がいいそうです。

ところで、ホウ酸と聞いて何を思い浮かべますか?

そうです、あのゴキブリ団子の「ホウ酸」です。
 (セルロースファイバーの防虫効果)

このホウ酸の防虫効果に興味を持って調べました。

アメリカでの木材に対する防虫・防腐材では
使用量が一番多いそうです。

ゴキブリ天国のハワイ州ではホウ酸を木材に注入
しているそうです。

そしてホウ酸をDIYが当たり前のアメリカでは
ホームセンターで売っています。

住人はホームセンターでホウ酸を購入して
噴霧器もレンタルで借りて自分で噴霧する
のが当たり前になっています。

一方、日本では化学製品が防虫剤の中心でした。

そこで、天然自然素材のホウ酸を防虫剤に
使用する試みが始まりました。

しかし既得権益を守りたい企業団体から反発が
起こり近年までホウ酸が防虫・防腐剤に認定
されませんでした。

化学製品の防腐・防虫剤は水溶性はありませんが
揮発性があります。
従来のシロアリ防虫保証が5年にしているのは
この揮発性があるからです。

そこで当時、防腐・防虫剤に、こんな試験が
使われました。

試験体を塗布した木材を水槽内に入れて10日間。

防腐材が残っていれば合格。
溶出していれば不合格という試験です。

化学薬品の樹脂系の防腐剤は合格。
自然素材のホウ酸系は不合格。

台風などの自然災害で木材が10日間も
水没している状態は通常ありえません。

さすがに国交省も試験の合理性に疑問を持ち
この方法は撤去された模様です。

晴れてホウ酸が防腐剤・防虫剤として
認められた瞬間です。

今では長期優良住宅にも認定されています。

先述の通りホウ酸先進国のアメリカでは
ホームセンターで販売されており、噴霧器も
貸出ししています。

当時、アメリカのホームページをネット
サーフィンしていた私は噴霧器で家中を
施工している画像を見つけました。

調べてみるとアメリカでは地中から出てくる
シロアリだけでなく空を飛んでくる乾燥材も
食べる“アメリカ・カンザイ・シロアリ”が
脅威の様子でした。

そうだ!一棟まるごと家中をホウ酸処理しよう!

 早速、特許申請して今ではニルバホームの
仲間が『一軒まるごと防虫』の工事を標準に
しています。

ラワンベニヤに巣つく『ヒラタキクイムシ』の
被害も時々みつかりました。

ヒラタキクイムシはラワン材を好んで食べる害虫
です。

ラワン系のベニヤに小さい穴が出て粉末が
見つかればヒラタキクイムシと思われます。

非常に弱い虫でラワン合板の強度に影響を
及ぼすことは、ありえないと思われます。

この『ヒラタキクイムシ』もホウ酸の威力で
撲滅できます。

ですから私たちニルバホームの工務店は
極力、家中の木部に塗布しています。

新築の上棟のあと、屋根の合板から外壁の
面材まで柱も梁も土台も処理します。

 

 

 

 

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